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コスト

ZEHの建築費用は?

ZEHを検討されている方にとって、気になるポイントといえば「費用対効果」ではないでしょうか。建築費用は高くなる。でも、住み始めてからの光熱費は削減できる。天秤にかけると、どっちがお得になるのか?

ここで、ちょっとした試算をしてみましょう。まず、ZEHの建築費用について。2016年現在、大手ハウスメーカーのZEH建築費用ですが、平均的な35坪前後のZEHは約2,000~2,500万円くらいです。通常の省エネ住宅が1,500~2,000万円くらい(注文住宅なら3,000万円前後)ですので、ZEH対応にするにはおおよそ500万円の追加とみておけばよいでしょう。

なお、建物の建築費用は施主の希望やデザイン、立地環境など、さまざまな要因によって異なってきます。あくまで参考までにご確認ください。

ZEHの補助金はいくら?

ZEHの建築費用に対して、各種申請をすることにより一定の補助金が受けられます。補助金の額は年によって異なりますが、2016年の場合は定額125万円が支給されました。また、北海道など寒冷地特別外皮強化仕様の住宅(UA値:0.25以下)の場合は定額150万円が支給されるなど、補助金の額は地域によっても異なります。

いずれにしても、建築費用を抑えるには有効な手段です。ただし、申請には省エネ基準を満たすことが条件です。住宅設備や断熱材、日照条件などさまざまな要件から計算を行う必要があり、とにかく手間がかかります。もしも申請が通らず設計からやり直すとなれば、追加の建築費用がかかりますのでご注意ください。

ZEHだと高熱費用はいくら削減できる?

では、ZEHに住み始めてからかかる光熱費(水道代を除く)はどれくらいかかるのでしょうか。国土交通省が公表している資料によると、4kwの太陽光発電を設置したZEHの場合、年間の光熱費は-9,000円。つまり、光熱費ゼロどころか売電によって利益が出ると試算しています。

ちなみに、一般的な省エネ住宅(Q値4.2以下、μ値1以下)では、水道代を除く年間光熱費が27.1万円。ZEHにすることで、年間28万円のランニングコスト削減になります。

20年以上住めば元が取れる?

「500万円の上乗せ」「年間28万円の削減」という数字をもとに単純計算すると、ZEHは「20年弱で元が取れる」ことになります。ただし、実際に家を建てる方の多くはローンを組むでしょう。建築費用が高くなれば、ローンの利息も高くなります。

そこで、「建築費用1,500万円の一般的な省エネ住宅」と「建築費用2,000万円のZEH」を、35年ローン(年利2%、ボーナス返済なし)で試算。35年間のトータル費用を求めたのが、以下の表です。

  省エネ住宅 ZEH(補助金なし) ZEH(補助金あり)
建築費 1,500万円 2,000万円 2,000万円
補助金 0円 0円 -125万円
ローン利息 587万円 783万円 734万円
光熱費 949万円 -31万円 -31万円
35年の総額 3,036万円 2,752万円 2,578万円

このことから、ZEHの住まいに35年住めば、補助金を受けなくても458万円以上(補助金を受けると330万円以上)も安くなると仮定できます。ZEHは初期費用が高くなりますが、長い目でみればとても経済的なのです。

※省エネ住宅でも、別の補助金が受けられることがあります。上記式はあくまで参考までにご確認ください。

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