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高効率給湯器

CO2排出量と給湯費を抑える高効率給湯器

高効率給湯器は、エネルギー消費効率の優れた給湯器で、ZEHのには欠かせないアイテムです。一般的には「エコキュート(電気ヒートポンプ給湯器)」などが有名でしょう。給湯器が使うエネルギー量は、家庭で使う全エネルギー量の3分の1を占めるといわれています。ゆえに、ZEHではエネルギー消費量の少ないものを選ぶことが求められます。

高効率給湯器は、従来の給湯器に比べCO2排出量が少ないことや、ランニングコストがかからない点でも、ZEHに限らず需要は増えている給湯システムです。

高効率給湯器の機能

高効率給湯器の種類

ZEHロードマップで推奨している高効率給湯器は、空気の熱を利用した「エコキュート」を含め全部で7つあります。主なものを挙げると、効率を高めたガス給湯器「エコジョーズ(潜熱回収型ガス給湯器)」、石油を使った「エコフィール(潜熱回収型石油給湯器)」、水素と酸素の化学反応で発電する「エネファーム(燃料電池)」などがあります。

また、エネファームには電解質の違いで2つの種類があり、イオン交換膜を使用しコンパクトな「固体高分子形燃料電池(PEFC)」と、発電効率の高い「固体酸化物形燃料電池(SOFC)」が一般家庭用として普及しています。なお普及数をみると、エネファームは600万台以上、エコキュートは400万台と他の商品より断然多いようです(法人も含む)。

エコキュートの働き

唐突ですが、ヒートポンプ技術というものをご存知でしょうか。ヒートポンプ技術は空気の熱でお湯を沸かすというもので、エコキュートに使われている技術なのです。

この技術はエアコンでも使われています。エコキュートやエアコンで使われているヒートポンプ技術は外気を取り込み、外気に含まれている熱を吸収して利用するというエコな方法といいえるでしょう。

ちなみに、エコキュートと電気温水器には明確な違いがあります。それは、電気温水器はエコではないという点です。エコキュートは外気熱プラス電気を使いお湯を温めます。つまり、外気熱分電気の消耗が低いということになるのです。

一方電気温水器はヒーターを使い、その熱のみでお湯を沸かします。つまり、電気温水器は電気のみでお湯を沸かしているのです。

このような明確な違いがあるため、電気温水器を選ぶ際は、エコキュートのような省エネの物を選ぶと良いでしょう。

導入するメリット・デメリット

ZEHでは省エネやエネルギーを創る創エネなどをコンセプトに開発されています。現代ではこのように、電気の使用量を抑え、さらに自然エネルギーを利用して電気を創ろうというような取り組みがドンドン推し進められているのです。

このような背景もあり、エコキュートのような省エネでお湯を沸かす製品も登場しています。エコキュートは、省エネのために夜間にお湯を作り貯めておく仕組みになっています。

しかし、冬になるとその効率は低下し、省エネの効果も薄くなるのです。また、故障しやすいというデメリットも存在しています。特に、井戸水によって故障のしやすさが変化するのですが、その原因はミネラルにあるようです。

ですから、ミネラルを含んでいる井戸水を使用しないように気をつけましょう。

ちなみに、エコキュートを導入するメリットとしてまず、従来のガス給湯器と比べて電気代が安いというものがあります。これは省エネにこだわる人にとっては嬉しいことだといえるでしょう。

他にも、停電したとしてもタンクにお湯が貯蔵されているので、それを使用することができるのです。また、断水時でもタンクに貯められたお湯を非常用水として利用することができます。非常時に強いというのは魅力的だといえるでしょう。

高効率給湯器を選ぶポイント

ZEHロードマップによると、高効率給湯器には細かな基準がありますので、それに沿って選ぶようにします。例えば、エコキュートの場合、JISが定めた年間給湯保温効率の基準内であるか、年間給湯効率が3.0以上(寒冷地仕様は2.7以上)であることが定められています。ちなみに、年間給湯保温効率と年間給湯効率の違いは、お風呂に保温器能があるかないかの違いです。

エコジョーズとエコフィールに関しては、給湯部熱効率が94%以上であることが条件。また、エネファームは、発電効率が固体高分子形燃料電池(PEFC)の場合は33%以上、固体酸化物形燃料電池(SOFC)の場合は40%以上であること、総合効率が80%以上、さらに50%負荷運転時の総合効率が60%以上などと細かく定められています。

高効率給湯器の相場

給湯器単体の価格は、エネファームは200~250万円、その他のエコキュートなどその他の高効率給湯器は20~60万円と幅があります。既存設備から取り換える場合、給湯器の価格プラス20~50万円くらい工事費がかかります。

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